美容

サチャインチオイルってどういうオイル?

最近美容に詳しい人や、セレブなどの間で流行っているサチャインチオイルというオイルを聞くことが多くなっています。

オイルの中でも最近流行してきたオイルで、健康にも美容にもいいとされるオメガ3系のオイルとして注目されています。
まだ一部の方しか利用していないといわれていますが、期待できる効果を聞くと、これは利用してみたいときっと多くの女性が飛びつくと思います。

このオイルはインカインチオイルともグリーンナッツオイルとも呼ばれることがあり、アマゾン原産の植物として利用されてきたサチャインチという植物を利用しているオイルです。

サチャインチの実というのはサチャインチナッツと呼ばれていて、古くから栄養価の高い食材としても現地で利用されてきたモノです。
星型で独特の形をしたこの実の中には、種子がはいっていて、この種子から抽出した油脂をサチャインチオイルといいます。

食べる美容オイルともいわれるサチャインチオイルの期待できる効果とは

サチャインチオイルは不飽和脂肪酸、オメガ3系の脂肪酸とされるαリノレン酸です。
この不飽和脂肪酸、オメガ3系のαリノレン酸は、体内で合成出来ない「必須脂肪酸」で、体内に入ることで、EPA「エイコタペンタエンさん」やDHA「ドコサヘキサエン酸」にかわります。

このEPAやDHAは、血液をサラサラにする効果や血栓予防の効果が期待でき、アレルギー症状の緩和にもつながる健康に役立つ成分ですが、この優れた成分が豊富なαリノレン酸が50%も含まれているという事で健康効果、美容効果が期待できるといわれています。

アンチエイジング世代にも朗報!ビタミンEが豊富!

ビタミンEというと、美容について敏感な方にとって抗酸化作用が強いビタミンとして理解されていると思います。
ビタミンEの抗酸化作用というのは、体の中の活性酸素を除去し、細胞が酸化するのを予防するという効果があります。

体全体について老化を予防する効果があるという事も、このサチャインチオイルのすぐれた効果として期待されているのです。

ひまわり油やおりーぼういるにもビタミンEが含まれていますが、サチャインチオイルは100g当りビタミンEが200mgも含有しているのに対し、ひまわり油には39mg弱、オリーブオイルは8mg弱しかありません。

加熱に強い?オメガ3系なのに?

エゴマ油等もオメガ3系で健康にいい脂肪酸として料理等に利用されている方も多いのですが、このオメガ3系の脂肪酸というのは、「熱」に非常に弱い、酸化しやすいという特徴があるので、利用するにしても保存するにしても厄介なオイルです。

でもサチャインチオイルの場合は、ビタミンEの抗酸化作用で参加しにくく保存しやすいという特徴があるのです。
ドレッシングでも生食以外の料理にも利用出来る非常に便利なオイルなのです。

目安量は?どうやって利用すればいい?

サチャインチオイルは健康にも美容にもいい、といってもオイルはオイル、摂取過剰になればエネルギー過多になります。
またビタミンEは脂溶性ビタミンなので、適量取ることが望ましい栄養素です。

目安量は1日大匙1杯くらい、加熱に強いといっても揚げ物などは温度が高温すぎるので、炒めものならOKです。
高くても180度、理想的なのは130度で5分くらいの加熱まで・・・と覚えておきましょう。

もちろんドレッシングなどで利用すれば大匙1杯くらいが1人分のドレッシングに丁度いいと思います。
癖がないので塩、レモンなどを混ぜてドレッシングにしてもいいですし、ヨーグルト、塩でヨーグルトドレッシングでもいいと思います。

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