笑顔

仕事が終わりこれから帰るというタイミングや、仕事中であっても上司の方に出くわした場面で「お疲れ様です」という言葉を使うのが当たり前になっています。
しかし一部では目上の方に対し、お疲れ様というのは間違った言葉の使い方だという指摘もあります。
社会人としてこういった部分でのマナーを身につけることが大切ですから、実際にどうなのかを自分なりに判断しましょう。

基本的には間違い

自分から見た部下をはじめとして、同僚や後輩、または友達などに対し、お疲れ様というのは決して間違っている使い方ではありません。
しかし、相手が目上の方の場合、お疲れ様ですと言うのは間違った使い方になります。
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お仕事をしている場所ですから、もちろん疲れているのですが、お疲れ様というのは本来、目上の方が部下などに対し使う言葉です。
部下が上司に対して叱ってしまうのは上から目線ということになってしまいます。

これは失礼にあたるため、当たり前のように使っていた人はこの言い方に気をつける必要があるのです。
ビジネスマナーとして身につけることで印象もよくなります。

ご苦労様でしたを使う

上司の方に対して前述の通り、お疲れ様という言葉はふさわしくありません。
できるだけ「ご苦労様でした」という言葉を使うようにしましょう。
またこの際に、「今日も1日ご苦労様でした」などと一言付け加えるとさらに良いです。

仕事が終わった時だけでなく出張から帰ってきた上司の方に対してもこの言葉であれば悪い印象を与えません。
職場の食堂で出くわしたというケースや、廊下で出くわしたというケースであれば御苦労さまでした、だけではなく「お世話になっております」などと言った言葉を付け加えるのが良いです。

とっさにお疲れ様と言ってしまった時には

今まで使っていた言葉を突然使わないようにするのは難しいことです。
自分の中で使わないように意識していても、突然上司の方の顔を見て「お疲れ様ですっ」と言ってしまうこともあるでしょう。

そんな時には「本日も1日、様々な指導をいただきありがとうございました」と言う言葉や「明日もまた1日よろしくお願いします」などという言葉をつけ加えることによって上から目線ではなくなります。
常にありきたりな挨拶になってしまうのも良い事ではありませんので、時には「明日はお休みですのでゆっくり休息なさってください。」などと言うのも良いでしょう。

上司の方に対する言葉の使い方でイメージも大きく変わり、さらにはしっかりとした配慮や感謝の気持ちなどが伝わります。
こういった部分にしっかり対応できるのは社会人として大切な部分ですから、周りが使っているから自分も同じように使うのではなく、自分なりに言葉の使い方を正しく把握しましょう。
そういった変化を上司の方もしっかりとチェックしていますので人間性を認めてもらうためにも良い方法と言えます。
(ライター:kaede)

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