お肌の健康と美を維持するために欠かすことのできない洗顔。
近年では様々な洗顔方法がピックアップされていますので、どれが正しいものなのか、わからなくなってしまうことがあります。
洗顔には基本の方法というものがあり、この基本を守れていない人も多いようです。
洗顔の基本を知ることによって、様々な情報に振り回されずお肌の機能をしっかりと働かせることができます。
水で洗っても意味がない
まず基本中の基本一つ目として、洗顔をする際には水ではなく、必ずぬるま湯を使うことになります。
お肌の表面には、分泌される皮脂をはじめとしてさまざまな細菌や大気中の汚れなどが付着しており、これは水で落とすことはできません。
特に余分な皮脂に関しては、ぬるま湯でしっかりと落とすことによってお肌がクリーンな状態に戻ります。
寝起きなどは目を覚ますため、水で洗顔しただけで終わりという人もいますが、汚れをしっかり落としお肌をリラックスさせるためにもぬるま湯で洗顔しましょう。
洗顔後にお水で引き締めると言う形であれば、毛穴の引き締め効果があるためとても効果的です。
強く擦らず、泡で行う
チューブやその他ボトルに入っている洗顔料を手に取り若干の水を加えて、簡単に泡立てた状態で洗顔をしてしまう人がいます。
しかしこれは洗顔をしながら洗顔料でお肌をこすっていることになるため、必ずネットをつかって十分に泡立ててからお肌の上に乗せましょう。
洗顔をする時には洗顔料ではなく、洗顔料で作った泡で行うことが大切です。
当然ながら泡で行えば、力を入れる必要がなく、泡が汚れを吸着して自然に落としてくれます。
汚れをしっかり落とそうとして力強く洗顔をしてしまうと、お肌を傷つけたり毛穴にダメージを与えることになるため、出来れば泡のクッションで洗顔を行うようにしましょう。
指の肌に触れないような状態で行うのが1番ベストな方法となります。
クレンジングも優しく行う
洗顔だけではなく、メイクを落とすクレンジングも同様です。
特に、力を入れてしまいがちなのがアイメイクを落とすとき。
アイライナーやシャドウ、マスカラの種類によっては1回のクレンジングでは落ちにくいこともありますよね。
それらを落とすためにクレンジングの量を増やしたり、強くゴシゴシこするのはやめましょう。
目元の乾燥を促してしまうだけではなく、肌のたるみを起こしてまぶたが垂れ下がってきてしまう場合があるので注意が必要です。
すすぎは20回から
上記のような方法でしっかりと肌の汚れを落とした後、すすぎの工程でも正しい知識が必要になります。
2回から3回程度ジャバジャバとぬるま湯をつけて洗顔を終わらせてしまう人がいますが、これではしっかりと汚れが落ちていません。
きちんとお肌の汚れを落とすためには最低でも20回程度のすすぎを行いましょう。
シャワーを直接顔にかけるという人もいますが、この場合には、10秒程度シャワーをかけ続けて汚れを落とす必要があります。
せっかく正しい洗顔を行い、汚れを浮かせることができても、すすぎで汚れを残したら意味がありません。
次にもたっぷり時間をかけて汚れを落としましょう。
以上のような方法で毎日の洗顔をしっかりと行うことによりお肌の持つ機能そのものをフルに引き出すことができます。
ケアばかりを入念にするのではなく、洗顔の基本を覚えることによってターンオーバーを促し、常に新しいお肌との入れ替わりを意識しましょう。
瞼が垂れ下がってしまう病気!?
洗顔やクレンジングが原因でなく、瞼がなんだか垂れ下がってきているという場合もあるでしょう。
そんな時は、「眼瞼下垂」という病気かもしれませんので、専門のクリニックを受診するのがおすすめ。
普段のケアだけでは改善しきれず、ひどい場合には日常生活にも支障をきたしてくるので、早めの受診を心がけましょう。
とはいっても、美容関係のクリニックはどこを受診すればいいのかわかりませんよね。
その場合は、実際に受診した人の口コミが見れるサイトを活用しましょう。
洗顔やクレンジングの基本をしっかり押さえて、いつまでも綺麗な肌を保つ努力を心がけましょう。
(ライター:noa)