「保育士」が今注目の理由

「待機児童」「潜在保育士」などの言葉を近年よく耳にしますが、実は保育士は今注目の職業のひとつでもあります。
厚生労働省は全国的に増加傾向にある待機児童の解消を目指し、資格を持ちながらも現在保育の仕事に従事していない潜在保育士や保育士志望者への支援、基準を満たす保育園への補助金制度などの様々な角度から労働環境の改善を推進しています。

東京の求人は保育園の種類が多い

例えば「保育士 求人 東京」で検索すると、実にたくさんの魅力的な求人が出てきます。

厚生労働省によると平成27年10月時点の東京の保育士求人倍率は5.39倍にも上るそうです。

そんな東京の保育士求人では、その種類の多さも特徴です。

  • 公立保育園
  • 私立保育園
  • こども園
  • 院内保育所
  • 学童指導員
  • 保育教諭
  • 栄養士

などなど

保育士求人専門のサイトに掲載されていた、東京の保育士さんに人気の保育所は次の通りでした。

企業内保育

大手企業だと福利厚生の一環で従業員向けの保育園を保有しているところがあります。産後仕事復帰しやすい環境を作り、離職を防ぐなどの取り組みにもなっていますが、その多くは少人数制で保育士が働きやすいと感じるケースが多いようです。また企業の規模に比例して給与やお休みなどの待遇面も良くなる傾向にあります。

小規模保育園

園児の定員が6~19人の小規模保育園では、1人の保育士が見る園児の数が少数になるため、一般的な保育園と比較すると、それぞれの子供に時間を掛けやすい環境にあります。自由な方針の園も多いので、子供たちを伸び伸びと育てられるところも人気のようです。

病児保育

子供の突然の病気で、親が面倒をみることができないときに利用する病児保育は、療養中の子供のケアが中心となるため体力的な負担が比較的少ない傾向にあります。また残業が少ない、希望休が取りやすいといった労働環境も人気の要因です。

英語を使える保育士の求人

英語教育を導入する保育園の増加に伴い、英語が使える保育士の求人も増えています。保育園によって求められる英語力は違いますが、英語圏の保護者との交流やネイティブ講師と一緒に仕事をすることで、保育だけでなく英語力のスキルアップも同時に狙えるのが魅力となっています。

 

 

慢性的な残業や子供相手の体力勝負といった重労働のイメージが強い保育士ですが、実はいろんなタイプの職場があるんですね。これから保育士として就業を考えている方はぜひ参考にしてみてください。

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